ソウルサンドの性質を利用した水流式のアイテムエレベーターです。アイテムを真上方向に大量に輸送したい時に便利な装置です。
必要となる資材も少なく、低コストで簡単に作る事ができます。ただし、水が必要なのでネザーでは使えません。
※本サイトでは、ブロックやアイテム名はJava版の名称を用いています。統合版の方は以下の通り読み替えてください。
リピーター ⇒ 反復装置
概要
水流エレベーター
ソウルサンドを水中に設置すると上昇する水流が発生します。この勢いは凄まじいものがあり、モブでもアイテムでもあっという間に水面まで運びます。これを水流エレベーターと呼びます。
ドロッパーとクロック回路
水流エレベーターの一番下にクロック回路を接続したドロッパーを設置します。これだけでアイテムを高速に真上方向に輸送できます。
材料
ソウルサンドx1, ドロッパーx1, ホッパーx1, リピーターx1, コンパレーターx1,
水をせき止めるブロック(中が見えるガラスブロック推奨)をたくさん。あと、昆布があると便利です。
作り方
水流を作る
まずドロッパーを置き、ホッパーを接続します。チェストが必要なら置いてください。
次にドロッパー手前のブロックを囲むようにお好きなブロックで囲みます。見えた方がメンテしやすいのでガラスブロックがおすすめです。
目的の高さまで積み上げてます。
写真では上にもホッパーとチェストを置いてますが、ここから先は自由に作ってください。
そして一番上から水を流し込みます。
すると下まで水が到達しますが水源は一番上だけです。ソウルサンドで上方向の水流を発生させるには、すべてのブロックを水源にしないといけません。数が多いとバケツでは大変な作業なのでコンブを使うといいでしょう。なぜかコンブが生えると水源ではないブロックが水源になります。
上昇しながらコンブを一番上まで植えていきます。
次はコンブを植えた一番下のブロックを掘って、そこにソウルサンドを置きます。
水流が発生して一番上まで流されたらOKです。
回路を作る
あとはドロッパーにクロック回路を接続したら完成です。ここでは最も簡単なクロック回路を使います。
ドロッパー内のアイテムをコンパレーターで検出し、そのレッドストーン信号をドロッパーに送るだけです。とてもシンプルですが、ドロッパー内部にアイテムが複数入ってしまうと動かなくなりますので注意してください。
このクロック回路の原理と詳細は以下の記事をご覧ください。
同じクロック回路ですが縦方向に配線するとこうなります。
回路部分を埋めてしまうとスッキリしますね。
もうひとつ、コンパレーター式のクロック回路もご紹介しておきます。資源に余裕があるなら、こちらの方がいいでしょう。
コンパレーター式クロック回路の原理と詳細は以下の記事をご覧ください。
完成図
水流エレベーターの一番上にフタをしておかないと、アイテムが勢いで飛び出してしまいます。あとは横方向に輸送するなり、チェストに集めるなり、自由に作ってください。