スーパーフラットの作り方(Java版)

2023年3月14日にリリースされたJava版バージョン1.19.4で、ワールド新規作成画面が刷新されました。それ以前のワールド新規作成は、こちらをご覧ください。

以下は、Java版Ver1.19.4以降のスーパーフラットの作り方です。

スーパーフラットとは

レッドストーン回路や建築など、クリエイティブモードで何か試しに作ってみたい時ありますよね。そんな時に重宝する真っ平らなワールドのことです。以下の特徴があります。

  • バイオームは固定
  • 時間は停止
  • 天候は固定
  • モブがスポーンしない

コピーする方法も最後の方でご紹介します。

作り方

ワールドを新規作成

まずワールド選択画面で『ワールド新規作成ボタン』を押します。

ワールド選択画面

新規作成を押すとワールド新規作成画面になります。画面の上の方に、『ゲーム設定』『ワールド設定』『その他設定』の3つのタブがあります。まずはゲーム設定から見ていきましょう。

ゲーム設定タブ

ゲーム設定画面

以下の通りに設定してください。

『ワールド名:お好みのワールド名』
『ゲームモード:クリエイティブ』
『チートの許可:オン』

ワールド名も入れておきましょう。まだ『ワールド新規作成』を押してはいけません。『ワールド設定』タブを押しましょう。

ワールド設定タブ

ワールド設定タブ画面

以下の通りに設定してください。

『ワールドタイプ:スーパーフラット』
『構造物の生成:オフ』

そして『カスタマイズ』ボタンを押すと以下の『スーパーフラットのカスタマイズ』画面になります。

スーパーフラットのカスタマイズ画面

『プリセット』を押します。

プリセット選択画面

『クラシックフラット』を選択します。

このままプリセットを使用を押してもいいのですが、このままだと下から岩盤1マス、土ブロック2マス、草ブロック1マスと、地下の深さが合計4マスのワールドになります。もっと地下が深いワールドにしたい場合は、一番上の「プリセットを共有する場合、この入力欄をご使用ください。」と書いてある入力欄を編集します。

プリセットの編集

ここでは、土ブロックの層を20マスぐらいにしておきましょう。以下の通り、アスタリスクの前の数字に0を追加して20にするだけです。

『プリセットを使用』ボタンを押します。

ちゃんと土の高さが20になっていますね。

『完了』を押してスーパーフラットのカスタマイズを完了します。

まだ『ワールド新規作成』を押してはいけません。
『その他の設定』タブを押しましょう。

ごちゃごちゃしているプリセットの編集欄の文字列ですが、意味を理解すればカスタマイズの幅が広がります。必要のない方は以下の「プリセット編集コードの意味」は飛ばしてください。

プリセット編集コードの意味

最初の”minecraft:bedrock”は岩盤ブロックのブロックIDで、これを1ブロックの高さで敷き詰める、という事です。カンマで区切りって次に”2*minecraft:dirt”と書いてあります。”*”のアスタリスクは乗算です。という事で、土ブロックを2ブロックの高さで敷き詰めるという事です。次の”minecraft:grass_block”は草ブロックですね。

ちなみに”minecraft:bedrock”とか”minecraft:dirt”はブロックIDです。「F3+H」で高度な情報を表示をオンにしてインベントリを開けると確認できます。

またF3でデバッグ情報を表示して、ターゲットブロックの表示からも確認できます。

F3のデバッグ画面でTargetブロックのIDを表示した例
石レンガのブロックIDは”minecraft:stone_bricks”

草ブロックのあとにカンマではなくセミコロンがあり、そのうしろには”minecraft:plains”とあります。これはバイオームに平原を指定しています。

つまりプリセットの指定は、ブロックの積み方をカンマ区切りで指定して、セミコロンの後にバイオームの指定するという事です。詳しくはwikiに書いてあります。

その他の設定タブ

『ゲームルール』を押しましょう。

ゲームルール編集画面

この画面は縦にスクロールします。少しスクロールすると、スポーンの設定をするところがあります。

スポーンの項目を全て『オフ』にしましょう。

ただし、トラップなどを検証する時などは必要に応じて『オン』にしておきましょう。例えば、天空トラップタワーやスポナーを使用した経験値トラップなどを検証する時などは、『Mobのスポーン』をオンにします。

さらに下にスクロールすると、『ワールドの更新』というタイトル文字が見えてきます。ここで時間や天気を固定します。

以下の通り設定します。

『ゲーム内時刻の進行:オフ』
『天気の更新:オフ』

最後に『完了』ボタンを押してゲームルール編集を完了します。

ワールド新規作成

全てのタブを設定したらワールド新規作成ボタンを押しましょう。何もないフラットなワールドが出来ているはずです。

時間の設定

ひとつだけワールド生成した後にやる事があります。ワールド生成前に時間は指定できないので、このままでは永遠に朝です。昼の状態にしておきたいですね。
以下のようにコマンドを入力します。

“/time set noon”

時間を変更するコマンド入力例

これで太陽が真上に来ます。

コピーの作成方法

スーパーフラットをたくさん同じ設定で作りたくなった時、慣れればどってことないのですが、最初からまた同じ作業が面倒かもしれません。そんな人のためにコピーする方法が用意されています。ワールドの再生成を行うだけです。

ワールド再生成ボタン

コピー元のワールドを選んで『再生成』を押すと以下の画面になります。

ちょっとだけ変更したいとき等は、ここで色々設定できます。コピーするだけならワールド名だけ変えてワールド新規作成を押すだけです。これでまっさらスーパーフラットが完成です。ちょっと楽できますね。

ワールドの再生成とは

ワールドの再生成とは、選択したワールドと同じシード値と同じ生成時の設定で、もう一つ新しいワールドを新規作成する、という事です。選択したワールドの再生成を行うと、そのワールドと同じシード値のワールドがもう一つ生成されますが、再生成されたワールドは初期状態なので自分で設置したり改変したものなどは存在しません。もちろん再生成前のワールドは消えません。

という訳で再生成した場合でも時間の設定だけは必要です。

まとめ

1.『ワールド新規作成』を押す

2.ゲーム設定タブ
『ワールド名:お好みのワールド名』
『ゲームモード:クリエイティブ』
『チートの許可:オン』

3.ワールド設定タブ
『ワールドタイプ:スーパーフラット』
『構造物の生成:オフ』

上記2項目を設定してから『カスタマイズ』を押す。

3-1.プリセット選択
スーパーフラットのカスタマイズ画面で『プリセット』を押してプリセット選択画面を表示
『クラシックフラット』を選択
『プリセットを使用』を押す。

4.その他の設定タブ
『ゲームルール』を押してゲームルール編集画面を表示。

4-1.ゲームルール(スポーン)を編集
スポーンの項目を全て『オフ』

4-2.ゲームルール(ワールドの更新)を編集
『ゲーム内時刻の進行:オフ』
『天気の更新:オフ』

『完了』を押す。

5.『ワールド新規作成』を押す

6.“/time set noon”等の時間指定のコマンドを入力する

7.コピーする時はワールドの『再生成』を使う

タイトルとURLをコピーしました