コンパレーターやオブザーバーを利用したクロック回路を使わずに、ホッパーとドロッパーを使ってクロック信号を発生させるタイプの、簡単に組み立てる事ができる省スペースで低コストな自動式のゴミ箱です。
※本サイトでは、ブロックやアイテム名はJava版の名称を用いています。統合版の方は以下の通り読み替えてください。
リピーター ⇒ 反復装置
機能
チェストにアイテムを入れ、チェストを閉じるとアイテムの処分を開始します。
※注意:ドロッパーにアイテムが複数入ると動作しなくなります。
動かない場合はドロッパーが空になっているか確認してください。
性能
アイテム処分スピードは0.6秒につき1個です。
材料
ドロッパーx1、コンパレーターx1、リピーターx1、レッドストーンダスト少々、サボテン(またはマグマ)x1、砂(サボテンを使う場合)x1、ドロッパー出口を囲うブロックx4、ホッパーとチェストはお好きなだけ。
回路のサイズ:3×3又は1×4
レッドストーン回路
設計
回路部分はシンプルです。コンパレーターはドロッパーのアイテムを検出してレッドストーン信号を出力しますが、それをまたドロッパーに入力するだけです。
この回路の原理を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
回路図
コンパレーターが出力するレッドストーン信号をドロッパーに入力できれば何でもいいのですが、ここでは2つの実装例を挙げておきます。どちらもドロッパーの上にはホッパーが必要ですが、見やすくするため表示していません。
実装例1
この平面的な回路の方が簡単です。ドロッパーに入るアイテムは常に1個なのでコンパレーターが出力するレッドストーン信号強度は最低の1です。そのためリピータで増幅する必要があります。リピーターは遅延を1にします。遅延を2か3にしても動きますが遅くなります。遅延を4にすると動かなくなります。
実装例2
これは縦方向に回路を繋いでコンパクトになっています。
回路以外の制作
ドロッパーの前にサボテン(またはマグマ)を置いて、ドロップされたアイテムが飛び散らないようにブロックで囲います。あと、ドロッパーの上にホッパーとチェストを載せれば完成です。チェストをトラップチェストにすると、閉じるまで処分が始まらないので、誤って大切なアイテムをロストする事故を防げます。