レッドストーンの論理回路で一番最初に覚えるべきはNOT回路です。よく使います。単純なので覚えておきましょう。
またNOT回路とは、トーチの性質を利用しているだけなのでシンプルです。だから、NOT回路とは、トーチの性質をよく理解することに他なりません。レッドストーントーチを先に読んでおく事をおすすめします。
※本ページ内ではレッドストーントーチを「トーチ」と省略していることがあります。
※本サイトでは、ブロックやアイテム名はJava版の名称を用いています。統合版の方は以下の通り読み替えてください。
レッドストーンダスト ⇒ レッドストーンの粉
レッドストーントーチ ⇒ レッドストーンたいまつ
リピーター ⇒ 反復装置
NOT回路の構造
NOT回路はレッドストーン信号を反転します。オンならオフ、オフならオンにします。
以下のように実装します。
これを回路と言ってしまっていいものか、というほどシンプルです。レバーをオフにするとレッドストーンランプが点灯します。ポイントはトーチが接しているブロックにレッドストーン信号を入力する事です。
ブロックの上にトーチを置くのもアリです。
出力位置が高くなります。
トーチの性質を整理し原理を理解していれば簡単ですが、「トーチに信号を送るとオフに変わる」という誤った説明が多いので注意が必要です。
100msの遅延
NOT回路を使うと1個につき100ms(1レッドストーンティック)の遅延が生じます。これはレッドストーントーチの性質です。
NOT回路の原理
原理原則を理解し整理しましょう。以下が重要です。
「トーチが接しているブロック」のオンオフがトーチと逆になる
こう覚えておけばいいでしょう。
よく「トーチに信号を送るとオフに変わる」という説明を見かけますが、そうではありません。
「トーチが接しているブロックに信号を送ると」です。そうするとオンオフが変わるのです。入力側のレッドストーン回路はトーチが接しているブロックに繋げます。
「レッドストーントーチ」のページでも解説していますが、重要なので、ここでもう一度別のアプローチで解説します。もう理解したよ!という方は読む必要ありません。なんだかよく分からんなぁ、という方はぜひ読んでみてください。
まず、ブロックを置いてその上にレッドストーントーチを置きました。
この時、オンになっているブロックを赤枠で示します。
点灯しているレッドストーントーチによってオンになるブロックは、トーチ自身のブロックと、トーチの上のブロック(何も置いてないのでオフになっています)です。
ここで重要な事は、トーチの下はオフだという事。
次に、このオフになっているトーチ下のブロックにレッドストーン信号を送ります。
するとトーチは消灯しますが、トーチ下のブロックはオンになります。トーチが接しているブロックがオンになると、トーチはオフになります。
トーチのオンオフ状態とトーチが接しているブロックのオンオフ状態は逆になる
というのがポイントです。
レッドストーントーチのページでも書きましたが、ここでも理解すべきことをまとめてみましょう。
まとめ
- トーチがオンにするブロックはトーチ自体のブロックと上のブロック
- トーチでオンにしたブロックは、レッドストーンダストで動力を取り出せる。
- トーチが接しているブロックにレッドストーン信号を送ると信号が反転する。